平成26年度

川原 泰

TAI KAWAHARA

初めまして、今年度入局させて頂きました川原泰（かわはら たい）と申します。長野県松本市に生まれ、学部は信州大学の出身ですが、初期研修後は大学院生として遺伝や生殖に関わる研究をしたいと思い、いくつかの大学を見学させて頂きました。その際に、この聖マリアンナに凄い先生達がいるとの噂を耳にし、昨年の夏に初めて見学にお邪魔させて頂きました。実際に見学させて頂いて感じたのは、この医局では多くの研究職の先生方が本気で研究を行っており、またMDの先生方も活力に溢れ、多忙な日々の中にもそれぞれに理想を持って輝いていらっしゃる姿がとても印象的でした。
全く新しい世界に飛び込み、最初はあたふたすることばかりが多かった気が致しますが、少しずつ落ち着いて来た今、改めて考えてみた時、自分はこの医局にお世話になれて本当に良かったなと感じます。マリアンナの先生達は皆明るくて温かい人間味のある方が多いですし、外から来られた先生達もそれぞれにその才能を存分に発揮されている現状は素晴らしいなと思います。
産婦人科の臨床は、突然、緊急事態に直面することも多く、常に研鑽が必要な厳しい世界であると思いますが、一方で産婦人科の病棟には常に赤ちゃんがいて、スタッフや患者さん達の笑顔があることを私はいつも何より嬉しく感じます。今年は西部・救急・本院産科・婦人科のローテーションを通じて、まず臨床の基礎をしっかりと学び、来年からは研究の方も少しずつスタート出来たらと思っております。私たちの仕事が、この社会の未来を少しでも明るくすることが出来たらいいなと、そんなことを夢見ながら、日々精一杯精進して行きたいと思っておりますので、今後とも先輩方の変わらぬご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。